図書館で気になる本を見つけて、ゆったりと落ち着いて読書を楽しんでみませんか？文字から生まれる想像力の世界に引き込まれて、ワクワクドキドキが止まらない！ページをめくったら、新しい世界が待っていますよ♪

※この特集は「フリーペーパーmoca vol.126（2019/09/29）」の内容を掲載しています。

 

 

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休憩スペースとしても利用できる私設図書室 ＜鯛車文庫＞

鯛車文庫

 

村上に唯一残っている長屋づくりの1室で、日本料理「松浦家」のご主人により集められた日本の衣食住を中心とした本や、寄贈された本を読むことができます。以前ここには、寿食堂というとんかつ屋さんがあり、ここを活用することで、町おこしや外観整備、地域のコミュニティーとしての役割ができるのではないかと思い、鯛車文庫を始めたそうです。続けることを目標としていて、蔵書の入れ替えやたまに新刊が入ることもあります。鯛車という子どもの郷土玩具のように、親しみをもって遊んでほしいというのが名前の由来になっています。

貸出ノートと御意見帳

鯛車の看板がお出迎え

 

本の借り方

• ノートに記帳して借りる　
• 貸出期間…3ヶ月　
• 1人3冊まで　

 

 

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吹き抜けの心地良い空間で書物に触れる楽しみを ＜大町文庫＞

大町文庫

 

大町文庫は、村上市吉浦で開業医をしている瀬賀弘行さんが、2013年9月、私財を投じて開館した私設図書館です。館内には、瀬賀さんが深く感銘を受け、村上高校在学中より公私にわたりお世話になった3人の先生方から譲り受けた、膨大な蔵書が保管されています。日本史の教師の八木三男さん、英語教師の大嶋久夫さん、英語教師の本間桂さんの蔵書を合わせると1万冊を超え、古事類苑や歴史大系、古典文学や教育関係、地方史などのほか、シェイクスピアの作品や日本文学全集、仏教書に関するものまであり、現在では手に入らない本も手に取って読むことができます。

海鮮一鰭

2階建てのうち1階はお食事処「海鮮一鰭」となっており、同級生である一鰭の社長が建物の管理をしています。貸し出しは行っていませんので、読書の間に1階でお食事やコーヒーを楽しむなど、ゆっくりと過ごしてください。大町文庫専用のしおりが用意されているので、続きを読むときにはスムーズになっていますよ。なにかありましたら、うおやの方に声を掛けてください。

 

本の読み方

• 貸し出しは不可（館内でのみ閲覧可）　
• 専用のしおりがあり、名前を書いて読みかけのページに挟んでおける　

 

 

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“子どもと絵本が大好き”から始めた絵本のおうち ＜エルフ文庫（本のおうち）＞

エルフ文庫（本のおうち）

 

子どもが好きで保育士になった小田さんですが、母親の介護をするために49歳で退職。介護をしながら、朝日図書館で読書ボランティアを始めました。「子どもが好き、本が好き」という小田さんは、子どもと本を結ぶ楽しい時間を過ごしたいと思い、2007年に車に本を積んで、子どもたちに読み聞かせを始めたことがエルフ文庫のはじまりとなりました。エルフという名前は、「かたあしだちょうのエルフ」という絵本に感動した娘さんからの影響です。800冊もの絵本があり、何度読んでも感動する本やいつまでも読み続けてあげたいロングセラーの本が中心になっています。たくさんある本の中から、年齢に応じた本を読んでくださいね。

絵本の貸し出しだけでなく、読み聞かせなどの活動も行っていて、子どものときに読んだ本がいつまでも心の中に残り、人生の支えとなってくれたらと願っています。エルフ文庫を応援してくださる方や各種活動に参加してくださる方は、年会費1家族1,000円で会員になることができます。イベントや活動内容がわかる「へっちゃら通信」という会報も届きますよ。一緒に読み聞かせをしてくれる方も大募集中です！

開館日
【10/5㈯】14：00～16：00（10月～11月）
【10/14（月・祝）】10：00～12：00
【11/4（月・祝）】10：00～16：00
【11/16㈯】14：00～16：00
※12月以降の開館日については直接お問い合わせください。

 

本の借り方

入館は無料ですが、本を借りるときは会員になる必要があります。（年会費1家族1,000円）

 

 

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パソコンや携帯から本の検索や予約ができる ＜村上市立中央図書館＞

村上市中央図書館

 

村上市立中央図書館には、絵本や児童書、一般向けにもさまざまな本が揃っています。村上市、関川村、粟島浦村に関する郷土資料も多くあり、新潟県内コーナーには、各市町村の歴史に関する郷土史料が揃っています。また、村上市中央図書館のホームページから自分のマイページを作ることができ、所蔵検索や本の予約もできますよ。スマホからでもわかりやすいので、利用者も多くなっています。村上市と関川村、粟島浦村はネットワークでつながっており、どの図書館で作った共通カードでも本を借りることができます。また、他自治体のどの図書館からでも取り寄せ（相互貸借）ができるので、利用してみたい方は問い合わせてみてください。

村上市内の図書館で借りた本は、村上市内の別の図書館・関川村図書室でも返却できます。また、関川村図書室で借りた本を村上市内の図書室に返却することもできます。

読み聞かせ
【開催日】毎週火曜日・土曜日
【時　間】11：00～
※都合によりお休みする場合があります。

荒川図書室

朝日図書館

 

本の借り方

• 貸出期間…2週間　
• 一人5冊まで　

村上市、岩船郡に居住の方、もしくは、村上市に通勤通学をしている方のみ貸出カードが作れます。（市内全館共通）

 

 

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會津八一の作品、人柄がわかる本が充実 ＜胎内市図書館＞

胎内市図書館

 

胎内市図書館の1階には、一般向けの小説、旅行や医療に関する本のほか、子ども向けの児童書や絵本、マンガ本なども揃っています。紙芝居も240点ほどあり、借りることができます。2階には、専門書などが揃い、戦時中に旧中条町に疎開してきた會津八一の作品集や會津八一に焦点をあてた本などが数多くあります。学習コーナーもあるので、ぜひ利用してください。

子どもたちには、スタンプ帳があり、1冊目（50冊分）のスタンプがたまると、認定証がもらえるので、いっぱい本を読んでくださいね。ほかにも、読書週間やクリスマス会など、子ども向けのイベントも行っています。また、検索端末で本の検索ができます。本が見つからないときは県内の図書館から本の取り寄せ（相互貸借）ができますよ。また、きのと交流館と築地農村環境改善センター内にも図書コーナーがあり、ここでは本の後ろにある貸出カードに記入して本を借りることができます。読みたい本が見つからないときには、気軽に受付の方に声を掛けてください。本を探して、取り寄せてくれますよ。

絵本ボランティアおはなしこすずめの会による
絵本の読み聞かせ
【開催日】第2、第4土曜日
【時　間】10：30～／13：30～

 

【胎内市図書館・黒川図書室】本の借り方

• 貸出期間…2週間　
• 一人5冊まで　
• どちらの図書館でも返却可能　

胎内市、新発田市、聖籠町、新潟市に居住の方、もしくは、胎内市に通勤通学をしている方のみ貸出カードが作れます。

【きのと交流館・築地農村環境改善センター図書コーナー】の本の借り方

• 初めての方は登録カードに記入　
• 本の後ろにある貸出カードに氏名を記入して借りる　
• 貸出期間…2週間　
• 一人5冊まで　

貸出対象者は胎内市図書館に準じます。

 

 

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村上市 移動図書館情報

 

移動図書館は、図書館の利用が困難な地域の方々にも利用してもらう目的で巡回している『動く図書館』です。新潟県内でも移動図書館として巡回しているところは少なく、村上市中央図書館では、村上市、岩船郡内を2台の移動図書館車で巡回貸出を行っています。日程や停車場所については、村上市立中央図書館のホームページ上で確認することができます。

巡回スケジュール（10月、11月）
【村上地区】
（上海府～岩船）10/6、10/26、11/17
（門前～四日市）10/12、11/10
（山辺里）10/5、10/27、11/16

【朝日地区】
（古渡路～小揚）10/12、11/10
（小川～塩野町～高根）10/5、10/27、11/16

【山北地区】
（桑川～伊呉野～雷）10/6、10/26、11/17
（大沢～中継～勝木）10/13、11/9

【神林地区】
（飯岡～小岩内～牛屋）10/13、11/9
（里本庄～南大平～桃川）10/5、10/27、11/16

【荒川地区】
（金屋～堤下団地）10/6、10/26、11/17
（花立～佐々木）10/13、11/9

【関川地区】
（大島～片貝～大石）10/12、11/10
（女川）10/5、10/27、11/16

 

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まとめ

各館の使用ルールをしっかりと守って、正しく利用してください。近くの図書館や図書室に足を運んで、すてきな本との出会いを楽しみましょう！

（この記事は2019/09/29時点の情報です。現時点の情報と異なる場合がありますので、予めご了承下さい。）